KH3までに復習しよう -KH358/2編- #3
心なき特別なノーバディ
どうも、エルシオンです。
今回見ていくのは『KH 358/2Days(スリーファイブエイトデイズオーバーツー)』です。KHCoMで初登場となったXIII機関という存在にスポットを当てたこの作品ですが、発売日順としては実はKH2の方が先だったりします。なのでKH1、KHCoM、KH358/2、…と見ていくと「誰こいつ?」とか「こんなシーン見たことないぞ」とかいう人もいることになるのですが、KH2までのご辛抱ということでお願いします…。
そして更にこの作品は映像作品、つまりゲームというよりは映画風な感じで物語が紐解かれていきます。原作だとちゃんとしたゲームシステムは存在するのですが、それは後ほど書きたいと思います。では、振り返っていきましょう!
ある日記憶と心をなくした少年は黒フードの男から「ロクサス」という名前を授かり、XIII機関のメンバーとして暗躍をすることになります。機関の中で唯一キーブレードが使えるということで、ロクサスはハート集めの任務を主に言い渡されることになります。
機関員の面々からいろんなことを教わっていく中、1人のメンバーと仲良くなります。それが「アクセル」です。アクセルはロクサスを自身の特別な場所へと連れていき、アイスを一緒に食べて城に帰る…といったルーティンを始めることにしたのです。
そんなロクサスが入って1週間と数日が経った頃にまた新しいメンバーが加入します。名前は「シオン」、14番目のメンバーでした。最初は顔もハードを被り見えませんでしたが、ロクサスの名前を呼ぶとその顔が露わに。そしてなんと、ロクサスと同じくキーブレードが使えたのでした。
一方その頃、アクセルは忘却の城で裏切り者を始末せよという任務を課せられていました。そう、これがCoMで起こっていたストーリーですね。機関を裏から乗っ取ろうと企むマールーシャやラクシーヌたちなどをまとめてここで消滅させたのです。
そんな任務から戻ったアクセル。何事もなかったかのようにロクサス、シオンは3人で集まりアイスを一緒に食べるようになります。お互いがくだらない話から悩みまでを打ち明けられるような存在・友達として見ていくようになります。
そんな日々が続いていたある時、シオンは機関員を装った偽物を始末しろという任務を遂行しようとしていましたが、返り討ちに遭います。偽機関員の正体はソラの眠りを守るために、そして己の中に残る闇と闘っていたリクでした。リクはシオンにXIII機関を抜けろとそそのかします。なぜ自分がXIII機関にいるのかわからなくなってしまったシオンは自身の誕生の秘密を知るために忘却の城へ向かいます。
それを機に姿を消してしまったシオンを探すため、ロクサスもまた追うようにして忘却の城に行きます。しかし、ここで謎の頭痛に襲われてしまい、あえなく撤退を余儀なくされてしまうのでした。
その後、シオンと再会を果たしますがなぜかロクサスに襲いかかってきます。アクセルが止めに入りますが、3人の友情に少しのヒビが入り始めてしまったのです。
なんとかシオンをXIII機関に引き止めることができたロクサスですが、日々力が強まっていくシオンをよそに、ロクサスはどんどんと体が衰弱していくのでした。それもそのはず、シオンはロクサスから流れ出す記憶や力を吸収していく人形だからなのです。そのことを忘却の城で知っていたシオンは自分がこれからどうするべきなのかを悩みに悩むことになります。
そしてついにシオンが動きました。アクセルはシオンが機関から逃げる手引きをしてあげますが、もちろんロクサスからどうしてだと詰め寄られます。ここでロクサスはついにシオンの秘密について知ることになります。しかし、それを受け入れられないロクサスは、次第に自分が何者であるかを自分自身に問い詰めるようになります。
ロクサスは自身が何者なのかを知るためにXIII機関を抜けることを決意します。アクセルが引き止めようとしますが、ロクサスはそれを振り切って行ってしまうのです。
そしてシオンもまたロクサスから流れ出したソラの記憶を吸収しきって、完全な存在になろうかとしていました。ロクサス自身も取り込まなくてはならない…そう告げたシオンはロクサスに襲いかかります。ですがこれはゼムナスの思惑を阻止するため、自らロクサスに消滅させてもらうように仕向けた戦いなのでした。
ロクサスに破れたシオンは消滅してしまいます。ですが、シオンの最期の願い、『キングダムハーツを解放して』、シオンとの楽しかった日々を取り戻すことを約束するのでした。
キングダムハーツを解放するために動き始めたロクサスはリクと戦うことになります。キングダムハーツを解放したいロクサスと、ソラの記憶を取り戻させたいリク、それぞれの思惑がぶつかり合います。最後はリクが闇の力を解き放ち、ロクサスを打ち負かすのでした…。
そして、ロクサスはソラの下へと帰るために、最後の夏休みを過ごすことになるのです…。
これが358/2Daysのロクサスに関するお話でした。
ロクサスは心を持たない存在しない者『ノーバディ』です。ノーバディは強い心の持ち主がハートレス化したときに、意識を持って行動し始める本体の抜け殻を指します。つまり、ロクサスはソラがKH1のホロウバスティオンでハートレス化してしまった際に、ロクサスというノーバディが生まれたということになります。時系列的にはKH1終盤からKHCoMまでと並行して進んでいき、そこからおよそ1年ほどの月日が経つ…そしてKH2の物語が始まると。ここまでの流れはこんな感じでしょうか。
ここまではまだそこまでややこしい設定は入れ込んできていないため理解できますが、ここからKH2、KHBbSとなってくるともう訳が分からなくなっていきます。何のイベントがどこにどう繋がっているのか、何度も動画を見返して復習していければと思います。
現在進行形でキンハー2のプレイを開始しています。CoMで遭遇したXIII機関との戦いが描かれるわけなんですが、どうも先は長そうな気がしますね…。果たしてKH3までに全シリーズをやりきることができるでしょうか…?ちょっと不安ですね。配信ペース上げていかないとかな?
…ちょっとここで裏話。僕のブログや動画での活動名は「エルシオン」なんですが、この名前の由来の1つが実はこの358/2Daysの「シオン」なのです。昔にDS版をプレイしていて、シオンが非常に印象深く心に残ったというのがあります。なので名前を少し拝借して“大きめのシオン”、つまり「エルシオン」…と。ちなみに英字表記でも"L XION"となってます。誰得情報なんでしょうか?
変な空気になってしまったので、今回はここまで!(逃)
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