エルシオンのゲームブログ

どうも、エルシオンです。このブログではおもに僕のゲームプレイ日記やゲーム最新情報などをマイペースに書いていきます。

ゲーム実況というコンテンツについて言いたいことを言う


ゲーム宣伝の新ジャンル


どうも、エルシオンです。


今回はエルシオンのゲームブログ4年目にして、ついによく議論されている『ゲーム実況』という様々な世代から注目されている新たなコンテンツについて、僕も意見を述べたいと思います。なお、ここではゲーム実況者の名前は伏せさせていただきます。ご了承ください。



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まず、『ゲーム実況』とはなんなのか?と思う方もいるかもしれないので、軽くご説明。

ゲーム実況は実況者と呼ばれる人々があるゲームをプレイした動画に肉声や合成音声をくっつけ、様々な編集を施した動画のことを言います。今やこのゲーム実況は動画共有サイトでは大人気のコンテンツであり大物実況者ともなれば、動画を投稿してからわずか数日で何百万再生と記録をすることもあります。



僕もゲーム実況動画はよく見ます。自分の興味のあるゲームや苦手なジャンルのゲームの実況動画を見て楽しんでおります。

…しかし、ゲーム実況動画はよく『著作権とかの問題はどうなの?』ということがよく言われます。前まではゲーム実況というのは法律的にもグレーゾーンに位置するもので、見過ごされていた部分もあります。最近では各ゲーム会社がネット配信に関する線引きを始め、ゲーム実況が公式に認められる時代となりつつあります。


なぜゲーム実況が認められるのか?それは、会社にとってのゲーム宣伝の幅が増えたことになるからでしょう。ゲーム実況者がゲームをすることで多くの人の目にそのゲームの存在が認識されます。動画を見て『わー!面白そう!私もやってみたい!』というふうにゲームの売り上げにも貢献されます。


しかし、ここである疑問がでます。『ゲーム実況動画で満足しちゃったりしないの?』というもの。ゲーム実況は簡単に言えば誰かのプレイを横から見ているわけなので、ゲームの攻略方法やストーリーがダダ漏れしているのです。これがどういうことか。つまり…

他人のプレイなのに自分までそのゲームをやった気になって満足してしまう

…という可能性があるのです。

ゲーム実況を見た→
ストーリーをほとんど理解→
ゲーム購入にまで至らない!

これでは逆にゲーム会社にとっては本末転倒ですよね。これらがゲーム実況がいままでグレーゾーンとされていた理由なのでしょう。良いところもあれば悪影響の可能性もあるゲーム実況。では、ゲーム実況とはどうあるべきものなのでしょうか?


僕は先ほどゲーム実況をよく見ると書きました。しかし僕は見る実況者、見るゲームジャンルというのを限定しています。今回は実況者については伏せますが、見るゲームジャンルについてお話しします。


ゲームにはFPS、シュミレーター、RPG、ソシャゲなど多くのジャンルに分けられています。僕はストーリーのネタバレが一番嫌いなので、RPGなどのゲーム実況だけは見ないようにしています。具体的にはどういうことか。

例えば、ファイナルファンタジーなどといった超人気ゲーム、実は恥ずかしながらプレイをしたことがありません。なのでいつかプレイをしたいのです。しかし、予習をしようということでそのゲームの実況動画を見てしまったらどうでしょう。そのゲームをお金を払わずにストーリーからなにまで全部楽しめちゃいます。自分の意思通りにキャラは動かせなくても、動画を見ているだけでもプレイしている気分にはなりますし、ストーリーさえわかってしまえば改めて自分でプレイする必要もなくなってしまいます。…ていうか、仮にそのゲームを買って自分でプレイしようとしても先の話を知っているので全く楽しめないのです。これでは高い金を払った意味もなくなってしまいます。僕はこれが嫌なのです。だから『やってみたい!』と思っているRPGゲームの実況動画は見ないようにしています。


僕がよく見るのはマイクラのようなモノづくりやスプラトゥーンのようなネット対戦、あとはフリーゲーム、ホラーゲームなどといった他人とワイワイ楽しんでいるパーティーゲーム系の動画、対人ゲームでの立ち回りや攻略を指南してくれる動画、自分ではほとんどやる機会のないゲームの動画です。自分が既にやっているゲームなら他の人はどういうプレイをしているのかという参考にしよう、フリーゲームやホラゲーなどは自分がプレイするのは気がひけるけど他人がやっているなら見れそう(つまりビビり)、という感じにゲーム実況を見る目的を限定しています。


ゲーム実況はゲーム内容をいち早くネタバレさせる動画ではないと思います。新しいゲームが出ると実況者はこぞってその実況動画を出しますが、実況するゲーム選びも結構大切です。RPGなどのストーリー中心モノは控えたり、ストーリーは1章まで公開とか、ダンジョン攻略やボス戦のみという風に限定すればいいじゃないかと感じるんです。こういう工夫ってすごく大事だと思うんです。全てを公開するのではなく、皆さんが行き詰まりそうなところをピックアップして『ここはこうすると行けたよ!』という情報発信媒体にすべきなのではないでしょうか。大勢に見られる動画にするのなら、ネタバレとか気にせずに安心して見れるものにするべきなんではないでしょうか。

あ、俺だったらここをこうするのになぁ』とか『あの実況者下手くそだな〜(笑)、俺だったらもっとうまくできる』とか、そういうゲームを実際に触りたい意欲を出すことがゲーム実況の真の意味なんではないでしょうか。闇雲に片っ端からなんでもかんでもゲーム実況してもなんも面白くありません。過度なネタバレをされたときは尚更です。


つまり、ゲーム内容は全てを公開プレイはしない。視聴者にも実際にプレイすることによるワクワクやドキドキを得るためのチャンスを与える、これが僕の思うゲーム実況の在り方だと思ってます。


…といっても、これはあくまで僕の考え方。『ネタバレなんて気にしない!』という方もいるでしょう。お金がないけどゲームを楽しみたい!という人にとってはRPGの全てをさらけ出すゲーム実況もありっちゃありなのかもしれません。……ん?もしかして、僕だけがひねくれていたのでしょうか(笑)?




ゲームをしない人たちにゲームの面白さを知ってもらうのには手っ取り早いコンテンツであることに間違いはありません。ゲーム実況は悪ではないのです。ただ、僕のようにネタバレを嫌う人など、いろんな要求を持つ視聴者もいるんだというのを把握した上で、実況者の方には誰もが楽しめる動画を作って欲しいものですね。今回はここまで!


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