KH3までに復習しよう -KH2編- #4
存在しないものたち
どうも、エルシオンです。
KH3まで発売が2ヶ月を切りました。
今回でKH4作品目ということでこれをクリアすれば、やるべき作品数としては折り返しとなります。…あれ?ペースちょっと遅い??もっとやる時間を確保しないと間に合わないか…??……ま、まあとにかく、KH、KH2と、最重要作品はプレイできたので、今回は『KH2』の復習をしていきましょう。
KH2の最初はソラ…ではなく、ロクサス視点から始まります。前回のKH358/2編で、ロクサスは特別なノーバディとしてXⅢ機関のメンバーとして描かれていましたが、今作ではその面影はなく、ハイネ、ピンツ、オレットと共に夏休みを謳歌する少年となっていました。どうやらXⅢ機関のメンバーであったという記憶はないようです。
…というのも、ロクサスは358/2編のラストでリクと戦った後、リクに連れ去られていたのです。CoM編で記憶修復のために眠ることになったソラを目覚めさせるために、ソラのノーバディであったロクサスが必要だったのです。
しかし、ロクサスは元XⅢ機関のメンバーであったうえに貴重なキーブレードを使う存在です。XⅢ機関がそれを指をくわえて見過ごすわけがありません。ロクサスを連れ戻し、キングダムハーツの完成を目指そうとします。そこでDiZ(ディズ)は仮想世界にもう一つのトワイライトタウンを作り、ソラの復活が邪魔されないようにロクサスを隠すことにしたのです。そしてもちろん、ロクサスはこのことを知るはずがありませんでした。身の回りに起こる不審な出来事に不安を寄せつつも、残りの夏休みを過ごしていきます。
しかし、ロクサスの親友であったアクセルや記憶操作の元凶であるナミネの干渉によって、自身の正体を徐々に思いだしてきてしまいます。最後はアクセルと和解しようとしまいますが、アクセルはもう遅いといって襲いかかってきます。アクセルを倒したロクサスは、怒りを抱えたままDiZと邂逅を果たします。DiZはロクサスとソラを対面させ、ついにロクサスをソラへと回帰させることに成功したのでした。
…ここまでが過去作からオープニングの最初のThe 6th Dayまでのお話です。もしかしたらここら辺がKH2で一番複雑なところかもしれませんね。このゲームだけやっても全く話の内容が理解できないため、まずは過去作からやってきた方が繋がりがよくわかると思います。
さて、ここからようやくソラの出番となります。長い眠りから目覚めたソラはリクと王様を探すという目的のもと、再びドナルド、グーフィーと共にいろんな世界を旅していくことになります。XⅢ機関という新しい敵(ほんとはCoM編で何人かと対峙してますけど、その時の記憶は眠ってるときに消されちゃってますから、ソラは初めて見る敵と思い込んでます)もソラを『裏切り者』と称して襲いかかってきます。
XⅢ機関の目的はキングダムハーツを完成させ、心を手に入れて完全な存在となることです。キーブレード使いのロクサスがいなくなってしまった今、ソラを利用してキングダムハーツを完成させようとしていたのです。
一方その頃、ソラの記憶修復の関係でソラのことを忘れてしまっていたカイリにも動きがありました。機関に背いて単独行動に出始めたアクセルにそそのかされ、ソラを探しに闇の回廊へと足を踏み入れていったのです…。
ソラ達はキーブレードが示す道を頼りにリクと王様を探していきます。そしてそのうちに賢者アンセムが使っていたと思われるコンピューターがホロウバスティオンで見つかります。王様と再会を果たしたソラたちはここで、アンセムという人物の真実を知ることになります。
なんとKH1で倒したアンセムは『アンセムと名乗る偽物』だったのです。正体はアンセムと名乗る偽物のハートレスなのでした。……んん〜、複雑ですねぇ。さらに畳み掛けるようにして王様は、XⅢ機関のリーダーがアンセムと名乗る偽物がハートレスになったときに同時に生まれたノーバディであると教えてくれます。
………σ( ̄^ ̄)???
つまり、本物の賢者アンセムはソラが倒した奴ではなく、別にいるということなのです。ソラ達の本当の敵はアンセムではなく、その偽物のハートレスとノーバディというのが真実なのでした。
そうこうしていると、ホロウバスティオンがハートレスの軍団に押し寄せられてしまうというピンチに陥ります。王様はここは任せてリクを探しに行けと促しますが、ソラは留まってホロウバスティオンを守り抜くことを選びます。
そしてハートレスを撃退していくうちに、ついにXⅢ機関のリーダー・ゼムナスが姿を表します。その顔を見た王様は1人の人物の名を思い出します。その名は『ゼアノート』。先程話していたアンセムを騙った偽物はこのゼアノートのハートレス、そしてゼムナスはゼアノートがハートレスになったときに同時に生まれたノーバディであったのです。
ゼアノートは本物のアンセムが研究していたハートレスや心について、さらに没頭して研究していたが、この研究は危険だとアンセムに中断させられたというのです。しかし、それでも隠れてコソコソと他のアンセムの弟子と一緒に研究してしまったゼアノートは次第に闇に飲まれていってしまったのです。
王様は今もどこかにいるという賢者アンセムを探し回って世界を旅していたのです。しかし、王様は一緒に行動していたはずのリクについては、ソラから聞かれても「知らない」の一点張りで一切語ろうとしません。なにか知っているようなふくみを持たせてはいるようですが……これは終盤に理由がわかります。
ここまでついてこれてますかね?もうちょっと頑張りましょう…!
再びリクを探す旅に戻ったソラは、リクにつながるヒントを求めて世界をめぐり直します。その中で手に入れたヒントがハイネ、ピンツ、オレットともう1人の少年が写った写真……。これはトワイライトタウン…?そして一緒に入っていたアイス一本。これを元に、ソラは再び自分が目覚めたトワイライトタウンの屋敷へと戻ります。
こっちの世界にないものはあっちの世界にある…。つまりカイリはもう一つのトワイライトタウンがある方へと連れ去られてしまった可能性が高いということです。コンピュータを使ってもう一つのトワイライトタウンへとやってきたソラは、そこで闇の回廊を発見します。ここを通れば敵の本拠地へ行くことができる…!アクセルの助けを借り、ついに存在しなかった世界へとたどり着きます。
城へ乗り込む直前に、ソラは1人のXⅢ機関のメンバーと戦うことになります。しかもその手にはなんとキーブレードが!そう、ロクサスですね。アクセルを倒したことにより、ソラの中に眠るロクサスが目覚めたのでしょうか…?しかし、ソラと戦って倒されることで、ソラに戻って心とは何なのかを一緒に見つけることをアクセルと共に約束をします。
ロクサスを倒し、ついに城へと乗り込むソラたち。シグバール、ルクソード、サイクスを倒していき、ついにカイリと……そして闇の力を解放した代償としてアンセムの姿になってしまったリクと再会を果たすのでした。
一方、ミッキーは城で倒れているDiZを見つけます。その正体はなんとなく察しがついてはいましたが、本物の賢者アンセムでした。アンセムは自らの研究を奪った弟子たちへの復讐をするために暗躍をしていたのです。アンセムはキングダムハーツをデータ化してしまおうと考えますが、キングダムハーツの力は想像よりも強く、キングダムハーツを吸い取る機械と共に自爆をしてしまうのでした…。
キングダムハーツを壊されたゼムナスはソラたちに襲いかかります。リクと力を合わせてゼムナスを撃破します。一回は全てが終わったかのように思えましたが、ゼムナスも執念でソラとリクの前に立ちはだかります。闇の世界に残されてしまったソラとリクは、最後の力を振り絞ってゼムナスを消滅させることに成功したのでした。
闇の世界で仲良く残されてしまった2人は、会話をしていくうちに一筋の光を見つけます。そこへ駆け込んでいくと、なんと無事にデスティニーアイランド……そうみんなが待つ故郷へと帰ってくることができたのでした…。
ここで感動のエンディングでございます!みなさまお疲れ様でした。なんだか終盤の展開が怒涛すぎて、自分でも何書いているのかよくわからなくなってしまいましたね…(笑)。
さてエンディング後には故郷で穏やかに過ごす3人が見受けられますが、そこに王様からの手紙が届きます。その内容とは一体…?
…ということで、まだお話は続くような感じを持たせてストーリーが終わりました。この続きの話はRe:coded、そしてDDDへと繋がっていくわけですね。
鬼のように伏線が張られまくっているわけなんですが、この話ってKH1が出たときからもう全部決まっていたんでしょうか?それとも後付け設定でここまでのストーリーが完成したんですかね?どっちにしてもめちゃくちゃ凄いですよ。
さて、次にプレイするのはソラが主人公ではなく、ソラが冒険を始めるもっと前からの物語です。キーブレードとはなんなのか?そして今回明らかになったゼアノートとは一体どういう人物なのか?これらの謎を紐解いていくことになります…。絶賛プレイ中ですので、暇なときにでも見てくれれば幸いです。今回はここまで!
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